合格まであと1点。
昨年度の宅建試験を受験された方の報告の中で、1点足らずに32点で不合格になってしまった受験生の声は、特に私の胸に残りました。
不合格という形から、あと何点だとか意味がないという意見もあるようですが、私自身もかつてあと1点で玉砕した忘れられない過去があるため、決して他人事とは思えませんでした。
長い間関わっていた方で、宅建に合格して自分の人生を転換するために、ガムシャラに勉強してきた方でも、惜しくもあと1点で達成に到らずという結果を迎えて、辛い中報告くださった方もいらっしゃいました。
この悔しさは、なかなか割り切れるものではなかったでしょう。
あれからしばしの時間が流れました。
果たしてどれだけの方がリベンジ受験を志しているかは、想像の域に留まります。
しかしながら、今この記事をご覧になっている方の中には、あの悔しさをバネに、再起を誓った方がいらっしゃると思うのです。
中には、40点以上のぶっちぎり合格を掲げている方もいるかもしれません。
そんな新しい人生を選んだみな様ならば、今年は格段の喜びが待っていると信じたいですね。
昨年合格された方の中でも、二度目、三度目、中には五度目以上受験された方もいらっしゃいました。
私はあの喜びの声が今でも残っています。
振り返れば、その経験があったからこそ今の自分がいると肯定できるような未来があるよう願っています。