賃貸不動産経営管理士と宅建士受験の不安を解消する方法

平成23年度宅建試験、平成27年度賃貸不動産経営管理士試験に合格したTAKA氏が試験後に生じるマークミスの不安や、合格ラインを巡るネット情報に翻弄されてしまう不安定な心を和らげるための心理的サポートブログです。

第3回賃貸不動産経営管理士試験を受験してきました。


1年10ヶ月ぶりの更新になります。


宅建の合格発表日は12月2日(水)であることは周知の通りですが、なぜにこのタイミングで宅建ブログを書くの?

と、スロースターターすぎるこの記事に疑問を抱いた方もいらっしゃるでしょう。


その前に、もはやこのブログの存在自体気に留めていなかった方の方が大多数でしょうね(苦笑)。


ちなみに、普段は絶対合格ブログで他の国家試験対策及びメンタル支援の活動しているので、ご興味がある方はお越しいただけると嬉しいです。



==== 今、この文章をご覧いただいた方は、十中八九タイトルを目に入れてアクセスしてくださったことでしょう。


そうなんです。


私、昨日の11月15日に、宅建の関連資格である「賃貸不動産経営管理士試験」を受験してきました。



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※解答速報、割問などの情報はこちらから スマホの方はリンク先でPC閲覧モードに切り替えてご覧ください。


最初にたった一言だけ感想を言わせてください。



想定外の難しさでした。


自己採点の結果もまさかの形になってしまいました。


どうしてもはじめに叫んでおきたかったので、吐露しました


詳細は後ほど書いていきます。




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賃貸不動産経営管理とは(wikipediaより)


公益財団法人日本賃貸住宅管理協会公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会公益社団法人全日本不動産協会が、それぞれ団体ごとに独自に運営していた賃貸不動産管理の資格を業界統一資格として位置付けるため、賃貸不動産経営管理士協議会を設立し、賃貸不動産経営管理士制度を創設した。



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今回は第3回目の試験になります。


申し込み人数は回を重ねるごとに増えており、昨年から750名超の5118名です。


登録者は2014年6月現在30,000名ほどです。


この資格は、平成29年をめどに、国家資格化に向けての検討会が開催されています。

第一回目は全40問中28点の7割が合格ラインなのに対して、昨年の第二回目は40問中の21点という5割強の合格水準に激変したので、年々試験自体が難化している傾向が分かりました。

取れる時期に早めに取っておこうというタイミングでした。


そして、今年の試験はまさに難化を自分自身の肌で痛感することとなるのです。


私は4点免除システムが絡んだ登録講習を今年受講した上での受験になります。

※指定の講習2日間を連続で受講すると、2年間に限り、本試験で4点免除されるという仕組みあるのです。

しかしながら宅建と異なり、免除される科目は当日にならないと分かりません。

問題37~40までが免除となり、内容も当日知ることになります。


アドバンテージを受けての受験でしたが、予想以上に苦戦したのです。

今回は試験当日に着目したので、講習2日間の様子や、受験の動機などはまた別の記事で触れる予定です。



試験会場は東京の早稲田大学です。

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2012年に社会福祉士試験時にも早大で受験しており、縁を感じる会場でした。

キャンパス内は、学生服を着た学生や20代前半の若者でごった返していました。


賃貸不動産経営管理士試験の受験生ってこんなに若かったけ!?


こう脳裏をよぎったのは、直前講習に参加していたので、年齢層を目の当たりにしていたのがありました。


平均年齢は39歳くらいだったはずなのに、なんて一瞬考えていましたが、すぐにそのわけがわかりました。

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同時受験としてTOEICの試験も開催していたのでした。

受験相談コーナーなども開かれていたようで、親子で行動している姿も目立ちました。



試験会場の3号館は正面入り口近くにありました。

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指定された教室辿り着いて、 室内を見渡すと、まさに不動産業界に携わっているであろう営業マンらしき受験生やオーナーさんだと思われる雰囲気の方が見受けられました。

同僚同士で受験に来ている方々もいました。

平均年齢が約40歳だけに、ぱっと見で20代前半くらいの受験生は少なかったような印象です。

携帯やスマホ宅建試験と同様、あらかじめ用意された袋に入れて椅子の下に設置するように促されました。

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加えて、もし試験中に封入袋以外の携帯・通信機器の持ち込みが発覚したら問答無用で不正行為とみなすというアナウンスがかかりました。

タブレット端末の持ち込みに関しては、専門の袋が用意されていないので、試験監督員に目視をしてもらい、鞄にしまうという徹底ぶりでした。


試験時間は13時から14時30分までの90分間です。

試験の中では珍しく、途中退室が認められないルールです。

つまり、早く試験が終わっても、最後まで待っていなければならないという決まりなのです。


不正行為を防ぐための目的なのでしょうが、私は36問の試験ならば90分も不要だと甘めに見立てていましたが、いざ試験を解いてみたら、とんでもない誤算で、85分まで必死ににらめっこすることになったのです。


問1から問36まで通しで感じたことを一言で表すと、


「事前学習したものと同じような問題がほとんど出なかった」


に尽きます。

この要因については次回詳しく触れます。


4択問題なのですが、自信を持って解けたのは全体で5問程度の印象です。

2つまでは絞り込めるけれども、1つに決めるという作業の困難さを久しぶりに感じました。


2011年に受験した宅建試験ぶりの不動産関連資格の受験でしたが、個人的には宅建受験時を強制的に思い出させるかのような難易度です。

最近は福祉関連の資格を受験することが多くて、国家試験の精神保健福祉士という試験を今年に受けていましたが、手応えは精神保健福祉士受験よりも難しめでした。


日本語理解力や基礎知識を備えた上での応用力が求められるような構成で、とても7割以上の得点を楽にたたき出せるような試験ではありませんでした。

暗中模索のように頭を抱えながら全神経を集中させて解き続けました。



受験勉強編と自己採点までの流れは次回に続きます。

 



受験対策及び講習時の使用テキスト問題集です。

 


賃貸不動産管理の知識と実務―賃貸不動産経営管理士公式テキスト