賃貸不動産経営管理士と宅建士受験の不安を解消する方法

平成23年度宅建試験、平成27年度賃貸不動産経営管理士試験に合格したTAKA氏が試験後に生じるマークミスの不安や、合格ラインを巡るネット情報に翻弄されてしまう不安定な心を和らげるための心理的サポートブログです。

◆受験直前の私は

◆ベストコンディションのための食事制限について

受験日、当日の朝は、これまでの2年間とは違った心境が芽生えていました。
 
前日の夜から胃を痛めないため、刺身やどんぶり系などの食事は控えて、
ヨーグルト、うどん等の流動食や、バナナ、焼き芋を食べました。
  

実は偏差値30から東大受験を目指す『ドラゴン桜19巻』でも試験直前・
当日に気をつける食事について触れていたのを覚えていたので、
ベストな状態で臨むために工夫しました。
こちらのサイトでも紹介しています。
 

◆「今年は受かる気がする」直感が働く

受験会場に向かう途中では、「今年は受かる」予感が働いていました。

2006年、漢検準1級の受検時にも同じような錯覚を覚え、結果として
合格果たした体験があるため、「今年は3度目だし、これだけ反復勉強
したのだから、落ちるはずがない」という自信がありました。

上智大学の敷地に入る手前の道路で、資格学校LECのスタッフが、
宅建試験直前チェック、解答速報」なる試験に出ると思われる重要事
項が載っている冊子をもらいましたが、「もしも自分が覚えていない
項目がたくさん載っていたら、動揺してしまって、試験をベスト
コンディションで受けられない」

という理由から、一瞥はしましたが、じっくりと確認はしませんでした。
あくまでも、1年間の勉強方法を信じて、試験に賭けることにしました。

室内には30人以上の受験生達が席に着いて、最後の時間を過ご
していました。
自分が使ってきたテキストで勉強をする者、携帯電話を弄る者、
それぞれでしたが、ざっと見渡した感じでは、外見的に30歳以上の
方が多かったです。

私の前席に座っている女性は、40~50代くらいに見えましたが、
宅建の年齢層の広さを実感しました。

※都庁での合格者発表掲示を見ると、その女性も合格していました。

◆直前に読んでいた基本書から、試験に同じ問題が出た

集合時間から試験開始まで数十分ほどの時間があるのですが、
例年ならば、この期に及んで無駄な抵抗は避けようと、持参したテキスト
などは一切眺めずに、仮眠して試験開始まで過ごしていたのですが、
自分でもその理由を覚えていませんが、試験官の指示があるまでは、
基本書をぱらぱらと読んでいました。

なんと1問だけ、たまたま開いたページに載っていて、この時に初めて
覚えた内容と同じ問題が出題したのです。

会場の入り口で配られたLECの事前チェックは放置していたのに、
なぜか基本書の覚えていないページを頭に入れていたおかげで、
運良く1点を得ることができました。

たかが1点、されど1点。もしも、前回、前々回のようにこの時テキスト
を読んでいなかったら、不合格になっていた可能性大だと想像すると、
「最後まで眺めていてよかった」の一言です。