賃貸不動産経営管理士と宅建士受験の不安を解消する方法

平成23年度宅建試験、平成27年度賃貸不動産経営管理士試験に合格したTAKA氏が試験後に生じるマークミスの不安や、合格ラインを巡るネット情報に翻弄されてしまう不安定な心を和らげるための心理的サポートブログです。

自分の勉強方法に不安になったら

私は独学で勉強を進めてきた人間なので、独学に基づいたアドバイスになってしまうかもしれません。


果たして自分の勉強方法で合格できるのだろうか。

自分の選んだ問題集を解き続けながら、なかなか理解出来ずに何度も同じ問題につまづいたり、多年受験を続けていると、「もしかしたらこの勉強の仕方じゃ落ちるんじゃないか」という不安が止まなくなる時期が訪れました。

その不安をかき消すために、新しい問題集を購入して知識の量を増やそうとしましたが、結果としてますます自分を追い詰めるようになり、勉強が嫌になり、立ち止まってしまいました。

加えて、図書館や電車の中で宅建の勉強をしている人が使用しているテキストを見ると、自分とは違う基本書や問題集で学習していて、「自分の勉強の仕方が間違っているのではないか」という不安が増しまいました。

また、受験日当日の会場を見渡すと、様々なテキストを使って最終調整している受験生の姿が目立ちます。

この期に及んで焦りや不安を覚えても、もう過去へは戻れませんから、自分のやってきた道を信じて、最後までトライするしかありません。
 

独学の勉強を続けていると、情報が少ないために、自分のやり方に疑問を抱いたり、成績が上がらなくてスランプに陥ってしまう経験は誰にでも訪れるものです。

宅建受験で猛勉強を重ねていた大平光代さんも、スランプや勉強への苛立ちを経験しています。

大平さんの場合は、心温かい応援者が身近にいたため、最後まで諦めずに一発合格を成し遂げました。

私の場合は、周りに宅建受験を目指している人は皆無でしたし、ネット上の宅建コミュニティに所属して仲間同士で情報交換しているわけでもなかったので、井の中の蛙でした。

せめて、試験直前に行われる資格学校の模試を受けていれば、受験生の中で自分がどのくらいの位置にいるのかが数字で分かったのですが、徹底的に独学を貫こうとしていた私はパスしました。

試験を落ち続けていたことで、世の中自分よりも努力を重ねていて、優秀な存在がたくさんいる実態を知ったわけですが、もしも模試を受けていれば、受験生の質の高さと受験の厳しさをいち早く経験していたと想像します。

独学だと自分のペース中心ですから、自分を律する力がないと、甘やかして楽な方向に進んでしまいがちです。
  

独学受験や、自分の勉強方法に迷いが生じたり、スランプで立ち止まってしまった時こそ、お互いに切磋琢磨できる仲間の存在は大きいです。

周囲にそのような人間がいないとしても、mixiやブログを通じて、多くの同志とコミュニケーションを図れるものですから、精神的にしんどくなったら、模索してみるのも新しい発見につながります。

学習をしていて、わからないことは、ツイッターやYAHOO!知恵袋などを駆使して、救いを求めても良いでしょう。

もちろん、私も独学受験を続けてきた身から、みなさんの不安を最大限にサポートします。


 
私は2年連続で敗れた後は、自分の勉強方法を反省しましたが、実際に試験を受け続けたことで、その反省から、やみくもに問題集を何冊も解くよりも、一冊の問題集を徹底して反復学習した方が確実に結果が出ると学びました。

不安な気持ちから、自分の勉強方法を軌道修正して問題集をたくさん買ってあれこれ手をつけても、無理が生じてしまい、本末転倒になってしまいます。


宅建の統計問題や、法改正に伴う最新問題などは、毎年出題されますから、情報が命になってきます。

インターネット上では情報が氾濫していますが、真贋を見分ける力を持って、確かな情報源から宅建受験の傾向や対策を入手できれば、本試験に有利になります。

 
そういった意味では、スクールや通信講座などは、受験に有利な情報が入るので、アドバンテージがありますが、独学で勉強される方も、予備校講師のブログなどで情報を手に入れれば、合格に必要な1点、2点をゲットできる可能性が高まります。