賃貸不動産経営管理士と宅建士受験の不安を解消する方法

平成23年度宅建試験、平成27年度賃貸不動産経営管理士試験に合格したTAKA氏が試験後に生じるマークミスの不安や、合格ラインを巡るネット情報に翻弄されてしまう不安定な心を和らげるための心理的サポートブログです。

平成24年度の合格体験談をここで

平成25年度宅建試験の合格発表日がいよいよ間近に近づいてきたということで、気持ちがそわそわしてきた方も多いのではないでしょうか。

今回は、平成24年宅建試験に合格された受験生の体験談をこのタイミングで紹介したいと思います。



合格への強い思いを具現化して、多年受験の末に見事合格を勝ち取った体験談から始まります。




Mさん(女性 再チャレンジ受験 対策講座を受講)自己採点32点(問5の公式解答が分かるまで)


受験前のエピソード


9月までとんでもなく忙しくて、ほとんど過去問しかやっていませんでした(LECのウォーク問が大好きなので、ほぼそれのみ)。

それで、予想模試をやっていないから、自分の実力がどれくらいかわからないからとても不安でした。

講座の先生はからは10月になると、講義でもメルマガでも、

「これからは予想模試や予備校の問題集は有害なので、絶対にやらないように!過去問しかやらないこと!」

と再三にわたって言われていました。

私はそれを守っていました。

試験当日の2日前のまでは・・・・・・(笑)

当日、2日前の金曜日は会社からお休みをもらい、朝から年度別過去問を解いていました。

だいたい45~49点くらいは取れるので、先生がすすめていたTAC予想模試第二回をやることにしました。

同じ受講生に相談したら、

「あれは第二回までは基本的だと先生が言っていたから、やったほうが良い」とアドバイスをくれました。

きっと最低でも35点は取れるだろうと思って、臨みました。

その結果は、まさかの26点。

しかも試験の前々日・・・・・・。

もう自身喪失で、何をやっていいかわからなくなり、翌日の塾で講義前に先生にこのことを話したら、


「だからやるなと言ったじゃないか!!」


と、お怒り気味で返されました。


それでそれからは試験の直前までは、ウォーク問をバラバラにして、苦手なものやよく間違える問題をあらかじめ厳選しておいたものだけに集中しました。

かなり精神的には動揺していた中でです。

そして、本番を迎えました。


試験後から合格発表日までに続く






試験当日、自己採点は31点

そのときは、「落ちた!」と思いました。

転記ミスを3つして、絶望的な中での採点でした。

あとでもう1度採点すると、〇の数を数え間違え、32点だったとわかりました。

それでも、もちろん落ちたと思っていました。

それから毎日、宅建合格ライン情報を集める毎日。

2ちゃんや宅建ブログを1日に何度も何度も閲覧して、サンプル平均点が出るたびに、徐々に予想合格ラインが下がっていくのを見て、「どうか32点になりますように・・・・・・」と、毎日祈っていました。

毎日宅建のことしか考えられず、見た目もぼろぼろ。


試験当日から2~3週間ほどは、毎日 合格点が33点で落ちたという夢を毎日見ていました。


いよいよ合格発表というとき、私は落ちる覚悟ができておらず、この1か月半も廃人だったのに、さらに落ちるということが怖くてたまりませんでした。


0時過ぎに、合格点だけが出ることはわかっていましたが、私は見ずに床に入り、眠れぬ夜を過ごしていました。

誰か連絡してくるかな?

と思い、携帯を音にしていたら、6時台に宅建を受けていない知り合いから、


「33点って合格ラインが出てるみたいだよ」


とメールがきました。

ほら、やっぱり。

わかっていたことじゃん。

それでも、1週間前、合格する夢を見ていたのです。

夢の中で、「夢じゃないよね!?夢じゃないよね!?」って何度も何度も確認したのに、起きてしまった。

あのときのがっかりした感じは今でもはっきり覚えています。


はあ、これからどうやって生きていこう。


すべてが灰色に見えるなか、会社へ向かいました。

不合格を目の当たりにするのは、帰宅してポストをあけたときと自分の中で決めていました。

会社にいる間は何も見ない。

しかし、11時ごろ、いくつか見ていた宅建ブログにて、

問5 「3」又は「4」になりました。

とあり、わたしの解答は、4。

複数正解は噂されてたけど、まったく期待しなかった。

でも、もしや!もしや!

ふるえながら、受験票を取り出し、自分の番号を確認しました。



「あった・・・・・・」



その瞬間涙があふれました。


隣にいた栄養士の資格を持っている女性が一緒に喜んでくれて、

「私が証人になります!」

と、再度一緒に番号を確認してくれました。

両親にも、泣きながら報告。

そしてお昼になると、塾で一緒だった自己採点36点の友達から、

「問5、複数正解になってるけどどうだった?私は受かってたよ!」と。

すぐに電話して報告したら、こっちもうれしくなるくらい喜んでくれました。

合格発表の、合格がわかる直前まで、どのブログよりも私を励ましてくれたブログがあります。

それが他でもないTAKAさんのブログ。

私は何度も読みながら涙しました。

自己採点32の私にとって、1番最後にいつも記されていた「祈!合格!!願!32or33点!!」

本当に本当に心の支えでした。

この辛い辛い1か月半、誰よりも心の支えになってくれたTAKAさんのブログ。

先生にも、試験当日に「辛い中報告ありがとう!合格させてあげられなくてごめん」てメールきて、

問5が4も正解になったらって書いたのにそこにはまったく触れられなかったですからね(笑)

心から感謝しています。

自己採点32の私を、応援し励まし続け、希望を持たせ続けてくれたたった一人の人です。

TAKAさんほんとうにありがとう。

受験勉強をまともにしなかった私にとっては、今までの人生で味わったことのない貴重な成功体験となりました。


------ここまで-----


Mさんとはその後合格祝賀会でお会いできて、宅建試験に対する苦労話と今後の展望をじっくり聴かせていただけました。

今、Mさんは新しい目標に向けて努力されています。


今年もMさんのように、苦労の末に合格を勝ち取ったみなさんの喜びの声を私も楽しみに待っています。