賃貸不動産経営管理士と宅建士受験の不安を解消する方法

平成23年度宅建試験、平成27年度賃貸不動産経営管理士試験に合格したTAKA氏が試験後に生じるマークミスの不安や、合格ラインを巡るネット情報に翻弄されてしまう不安定な心を和らげるための心理的サポートブログです。

宅建登録実務講習の様子その1

申し込みを終えた後に、講習日に使用するテキストと、課題プリントが送られてきました。

課題プリントを見てみると、宅建で勉強したような業法問題等が数十問載っていました。

○×形式ではなくて、記述式中心の問題形成でした。

といっても、これは提出が必須ではないので、あくまでも講習日までにおさらいしておけば、講義の理解度がはかどるといったねらいでした。

基本書を見ても答えづらいような問題が多々あったので、ネットを駆使して自己学習を続けました。
どうしても解けないような問題がありましたが、とりあえずそれらしき答えを埋めておきました。

日ビの場合は、他校に見られるようなDVDの添付はありませんでした。


こうして、年が明けて、あっという間に登録講習1日目を迎えました。
場所は新宿でした。

朝一で到着したようで、まだ会場の部屋が閉まっていて、スタッフや他の受講生等誰もいなかったので、近くのコンビニをうろうろして、時間をつぶしました。

集合時間直前になったので、戻ると、室内には受講生達が揃っていました。


全員そろった時点で室内を見渡すと、女性2割、男性8割といった割合で、20代前半の学生さんから60代くらいの男性まで、広い年代層の受講生が揃っていました。男性の8割くらいが黒髪でした。

宅建試験の平均年齢は35~36くらいだったと思いますが、確かに見た目が30代以上の方が大多数でした。

少数ですが、友達同士で参加していた方々や、話の様子から主婦だと思われる女性もいらっしゃいました。



二人一組で座る席だったので、受講生同士で談笑でもしているのかな~と思っていましたが、2日間を通して、受講生同士で会話している姿は、ほとんど見られませんでした。

2012年11月30日に受講したコミュニケーション能力2級認定講座では、部屋に入室するなり、同席になった人達同士でフランクに自己紹介や世間話をしている姿が印象的でしたが、宅建の登録実務講習は、あくまでも修了目的の方が多いのかな~と思いました。

私は基本的に宅建を独学で3年間続けてきて、誰一人として情報交換を行える受験生や仲間がいなかったので、この講習を通して、合格者の声を知りたいと思っていました。

一日目と二日目で隣になった男女2名と試験結果や受験動機を聴くことができました。

一人目は、推定40代の男性で、現職は不動産業界とは関連が薄いSEでした。

独学で通勤電車の往復時間を使って一発合格を果たされたそうでした。
これからは、マンション管理士取得を目指して、不動産業界に転職を希望されているとのことでした。

二人目の女性は、推定30代の女性で、現職は営業ではない不動産業とのことでした。

5点免除を使わずに、独学で夏から勉強を始めて39点の一発合格だったそうです。
宅建を取得すれば、今後の仕事の幅が広がるという理由で受験されたとのことでした。

短期集中で受験合格されたので、ほとんど宅建の知識は忘れているから、修了試験に落ちたらどうしようと不安を抱えていらっしゃっていました。


講義が始まる前に、12月に送付された課題プリントの答え合わせでもするのかな~と思っていたら、一切しませんでした。

他の受講生も疑問に感じてスタッフに質問していましたが、これはあくまでも自己完結課題で、2日目の最後の確認テストで同じ問題が提出されるかもしれないので、手元に保管しておいてくださいとのことでした。


授業の講師は、実際に都内で不動産会社を運営している現役の社長さんでした。
この道数十年のベテランさんとのことでした。

2日間不動産業界の実態や、普段の業務内容などを時折話しながら、テキストに基づいて、契約書や重要事項説明書の記入を行っていきました。

私は、もし講義中に、「この問題を答えてください」と、さされたらどうしようと思っていましたが、そういったことは一切ありませんでした。

お昼休憩は、私を含めて、個々人で外食している方がほとんどでした。


修了試験などについては、次回に続きす。