平成27年11月24日更新
今年(平成27年)の不動産法律セミナーの情報についてですが、ボーダー予想は掲載されていなかったようです。これで3年連続で不掲載ですね。
難易度や合格点の総括は以下のように書かれていたようです。
権利関係の難易度や宅建業業法での個数形式の多さ等から、全体として昨年より難化しているといえ、昨年同様の合格率とするならば合格点は下がると思われる。
以下、平成24年度試験の記事です。
知る人ぞ知る、『不動産法律セミナー』12月号が発売されました。
この雑誌の特筆すべき点は、合格ボーダー予想の的中率です。
調べたところ、過去6年間で1回しか外したことがない精度の高さです。
※外れたのは平成21年度で、しかも結果は予想よりも下だった、つまり外れたものの嬉しい結果でした。
平成23年度は、「36点前後」という予想で、見事に的中しました。
本日、書店で手にしてまいりましたが、平成24年度試験のボーダー予想は、記述されていませんでした(くまなく見渡してみましたが、見つからず)。
問5と問40は「3」です。
割問の問5の肢4の解説は、「民法の規定に照らし合わすと、明らかに誤っているが、判例文に、瑕疵担保責任の存続期間についての記載がないから明らかに誤っているとは言えない」というのが根拠でした。
詳しい解説・分析については、本書をご覧ください。
それにしても、なぜ今年に限ってボーダー予想をカットしたのでしょうか。
ボーダー予想最後の綱だっただけに、不安と臆測だけが残りますが、総評にも、宅建業法問題は全体的に昨年より難化したとあるように、去年より数点下がって欲しい希望は強まります。
これでほんどのボーダー予想が出そろいました。
去年のように、発表日直前に機構から試験に関するお知らせがない限りは、ボーダー予想に修正はないように思われます。
合格発表日までは、あと2週間程ですが、ともにその時を待ちましょう。