賃貸不動産経営管理士と宅建士受験の不安を解消する方法

平成23年度宅建試験、平成27年度賃貸不動産経営管理士試験に合格したTAKA氏が試験後に生じるマークミスの不安や、合格ラインを巡るネット情報に翻弄されてしまう不安定な心を和らげるための心理的サポートブログです。

石の上にも三年!TAKA氏の宅建受験体験記 その8

二年目の宅建受験、果たしてその結果は

合格発表日、蓋を開けてみたら、


36点


でした。


これまで、合格ラインが7割以上の36点だったことは、平成14年の1度しかなかったはずなのですが、ここに来て、宅建試験の壁を感じました。



近年の試験改正によって、宅建業法が増加したのもあって、点が採りやすくなったのもあるでしょうが、他の受験生の質が高くなっている実態も、その数字から伝わってきました。

3点差というのは、相当デカイのです。

これから合格ラインに到達するためには、相当数の学習が必要だと痛感しました(あと1点不合格でない分、諦めはつきましたが)。

しかし、3~4年分の過去問を繰り返しただけで、6割以上の得点が取れるのならば、5年分くらいの量を反復学習すれば、7割突破も可能なのではないかという計算がつきました。

この考えは、一年目に、宅建受験の経験がないのにも関わらず、甘く考えていた空想論とは違って、体験から裏付けられた読みでした。

親からは、「ほら、やっぱり落ちた。そんなやり方じゃ、時間の無駄だし、絶対に受からない。いい加減、学校に通いなさい」

と、これみよがしに野次を投げされました。


不合格直後の親の発言だからこそ、胸に重くのしかかるものがありました。


やっぱり宅建は独学で、しかも過去問勉強法なんかでは受からないのだろうか……。


一瞬、自分のやり方に自信を見失いそうになりました。


初めての受験で必ず受かると見込んでいた宅建受験ですが、まさかの3年目突入です。

2年も連続で不合格が続いていると、「舐めてきた宅建に2年も連続で落ちるなんて、なんて自分は頭が悪くて、勉強嫌いなんだろう」という自信喪失と自己嫌悪に多々苛まれました。


でも、冷静に振り返ってみると、年々点数は向上しています。



もともと自分は優秀じゃないし、勉強から逃げてきたんだ。今、そのツケが回ってきているだけ。

毎年8割以上の受験生が落ちているのだから、簡単に受かるはずがない。

七転八倒は慣れっこ。もうここまできたら、とことん宅建に付き合ってやる、そして3年目の今年で笑顔でお別れだ!






3年目は、社会福祉士試験や、社会福祉士にまつわる実習が約一ヶ月間あるので(しかも受験直前まで)、先のことを考えると両立できるか不安でいっぱいになりましたが、宅建の勉強が習慣になっていたのもあって、歯を磨く感覚で過去問をこなしながら、リスタートを切りました。