みなさんはじめまして。
平成23年度試験で宅建士試験に合格できたTAKA氏と申します。
世の中には無数の宅建士ブログが存在しますが、ご縁あって私のブログに辿り着いていただけたことを心から嬉しく思っています。
恐らく大半の方は、平成28年度の宅建士試験を受験されて、合格点予想や講評等の新しい情報を求められて検索エンジンやSNSでこのページにヒットしてご覧になっていらっしゃることだと思われます。
まずは、平成28年度宅建士試験、本当に、本当にお疲れ様でした。
試験が終わって後は結果を待つだけと割り切れれば良いのでしょうが、自己採点の結果から合格点が気になって気になって不安が増幅されていらっしゃる心境の方が多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人でした。
私は3度目の再受験で、しかも合格点ぴったりというギリギリ合格でなんとか宅建士試験を卒業した身です。
既に5年の月日が流れましたが、当時のことは今でも鮮明に覚えています。
合格発表日までの約50日間は、不安で不安で、夜も眠れなくてネットを暗中模索する日々でした。
実は3回目の試験日の直前までは、「どうせまた今年も受からないだろうな」と諦めの境地になっていたところもあったのですが、いざ自己採点をしてみて合格圏内に入れたことで、俄然合格への執着が強くなったのです。
各講師、各予備校の合格予想点よりも+1点ほど高いので、安心出来ればこんなに苦しむことはなかったのですが、「マークミス」という試験前では有り得なかったような確認しようがない不安に耐えず支配されていました。
あまりにも心配になりすぎで、日常生活で支障が生じるくらいになっていました。
頭の中が宅建、宅建、宅建の合格点のことと、マークミスの不安で支配されたことで、自分の記憶力そのものに自信を失って仕事のミスが多発していました。
既に二回も不合格を経験していただけに、今年こそは是が非にでも合格を逃したくないという思いで毎日が神頼みでした。
そんな不安な精神を少しでも和らげるために、某巨大掲示板を数えきれないくらい徘徊しましたが、「今年の合格点は37点です」というような関係者リークを装うような書き込みが目に留まる度に、最悪の結末を思い浮かべてはうなだれていました。
そんな中でも、「宅建試験!初心者のための一発合格サイト」のサイトには心の底から支えてもらっていました。
管理人のイッチャンも合格者でしたが、余裕合格ではなかったのもあり、受験生の心理に寄り添うような優しい文章と、最後まで希望を与えてくれる勇気あるメッセージに鼓舞されてきました。
このブログが誕生したのもイッチャンの影響も大きく、実際にイッチャンとは数回リアルタイムの場でもお会いして、酒を酌み交わしながらお互いの夢や目標について語り合う機会がある等、尊敬できる師匠の一人になっています。
こんな不安で伸るか反るかのボーダーラインだった私の運命ですが、合格発表日1週間前に予想外の試練が待ち構えていました。
なんと、公式ページから、「問題文誤植による全員1点加点措置」が発表されたのです。私はもともと正解予定だったので、何の恩恵もありません。
むしろ、これによって合格点が1点上げることとなり、各講師や予備校が情報修正を行い、不安のどん底に突き落とされることになったのです。
そんな瀕死状態の私でしたが、3度目の正直で念願の宅建士試験に合格を果たすことが出来ました。
その後は宅建士の登録を済まして、熱の冷めないうちに主任者(現在の取引士)証を取得するための講習にも参加して、今年で5年が経とうとしています。
近々初めての主任者証更新のための講習に参加する予定で、新しい免許証は「取引士」になるので今から楽しみです。
去年の11月には関連資格の賃貸不動産経営管理士試験を受験して、今年嬉しいことに一発合格を果たすこともできました。
決して順風満帆ではなくて、挫折と失敗の連続で、嫌というほど不安と隣り合わせだった私だったからこそかつてイッチャンに救われたように、少しでも私の経験がこれから宅建士を目指す受験生のみなさんに役に立ちたいという一心でこのブログを設立しました。
ここ数年は更新こそ極端に少なくはなりましたが、試験日から合格発表日までの期間は毎年当時のことを思い出してはネットの情報をリサーチしていました。
今年の試験日の今日、いてもたってもいられなくて、私の受験当時から今に至るまでの経緯を振り返りつつこの記事を書きました。
平成28年度宅建士試験の学校別合格点予想や講師別予想点、講評のまとめはこちらのサイトが更新も早くて、役に立ちますので、ぜひ御覧ください。
【気になって仕方がない...】平成28年(2016年)宅建士試験の合格ライン・難易度に関する資格学校・講師陣の講評・総評・コメント集
あれだけ不安と向き合ったからこそこのブログも存在して、新しい目標に向けて踏み出すことも出来ました。
だからこそ、みなさんの不安な胸中が少しでも和らげるために、このブログがお力になれればこれほど嬉しいことはありません。
この4年間、不安を乗り越えるためだけに記事をまとめてきた宅建士受験の軌跡は拙ブログのカテゴリーを御覧ください。
ここまでご覧くださって本当にありがとうございます。
戦友のようなみなさんの合格を願って止みません。
祈!合格
願!合格