私が宅建試験を受け終えた後に残った不安要素として、「二重解答ミス」の恐怖がありました。
最初にマークした答えを、後から変更したものが数問ありました。
マークシートを見てみると、消しゴムを使っても完全に痕が消えずに、うっすら色が残っていたため、「機械で読み取った時にエラー(減点)になってしまうのではないか」という恐怖心が発表の瞬間まで残りました。
マークミスに加えて、二重解答ミスにもなると、自己採点結果が4点も下がってしまい、一気に不合格確定になってしまうのです。
合格の可能性はゼロになってしまう危機的状況に立たされました。
不安を少しでもかき消すために、マークミス、二重解答ミスなどの実例をネットでサーチしていたところ、YAHOO!知恵袋の中にも「自己採点では合格ラインなのに、落ちた」という記事があり、「自分も同じ末路を辿るのではないか」と、最悪な未来を重ね合わしていました。
時を同じくして、ネット上では、「完全に消した痕跡をなくさないと、二重解答扱いになる」という声も流れていました。
結果からすれば、二重解答もマークミスもなく、自己採点通りだったところからも、多少消し跡が残っていたところで、影響はないようです。(消しゴムの性能にもよりますが、完全に跡を消せる方が難しいようです)。
ネット上であった話ですが、消しゴムの跡による採点機の読み取りについて、機構に質問した人が、機械で読み取りに引っかかった場合は、人間が目視して判定するなどという説もありました(信憑性は分かりません)。
同じくマークシート形式の大学のセンター入試では、毎年相当数そのようなケースがあり、人為的な作業も加わっているとの情報です。
参照⇒マークシート読み取り機のからくりについて
1点で合否が左右するほどの宅建試験ですから、想像は膨らむ一方でしょうが、それだけ細やかに物事を考えられるみなさんならば、きっとマークミスや二重解答ミスはないはずですよ。
杞憂に終わると信じています。