賃貸不動産経営管理士と宅建士受験の不安を解消する方法

平成23年度宅建試験、平成27年度賃貸不動産経営管理士試験に合格したTAKA氏が試験後に生じるマークミスの不安や、合格ラインを巡るネット情報に翻弄されてしまう不安定な心を和らげるための心理的サポートブログです。

石の上にも三年!TAKA氏の宅建受験体験記 その4



宅建受験再始動、今年こそは絶対合格!

翌年の1月には、宅建に破れた悔しさをバネにして、再起を誓いました。


はじめに、独学か、スクールか、通信講座か、リスタート地点を決める必要がありました。


絶妙なタイミングでユーキャンの宅建講座の案内が自宅に届いていました。

受験前に一度取り寄せたことがありましたが、不合格者には、新年度向け宅建講座のススメが届くようになっているようです。


中を見ると、ちょうど自分が不合格の烙印を押された回に、合格できた受講生の合格体験談が載っていました。


年輩の方、社会人の方、主婦の方など、広い年齢層で、様々な受験理由を持つ方々の合格エピソードが載っていました。


その中でも目に留まったのは、高卒・フリーターで、今まで勉強が嫌いだったけれども、宅建取って人生変えようと一念発起して、ユーキャンを選んで一発合格したという20代前半くらいの男性の声でした。



「まじ嬉しいっす!
やれば出来るってことが証明できたっす





見出しで、合格証書を抱えながら満面の笑みを浮かべる男性を見て、不合格の屈辱感に近い気持ちが俄然湧きました。


自分はこの人に負けたんだ。


当時はそんな敗北感が拭えませんでした。


忘れかけていたどす黒い感情に支配されていく自分が嫌で、ユーキャンの案内をしまいました。


結局、費用面の理由を第一に、ユーキャンを選ぶ気にはなれませんでした。


教育訓練給付制度(20%オフ)を利用する手もありましたが、それでも高すぎると思ったのです。



次に調べたのは、スクールの方法です。


有名どころのTACやLEC、日建学院等のコース詳細をネットで調べましたが、費用が想像以上に高かったのと、仕事が終わった後に学びに行くモチベーションが保てる自信がなく、候補から外れました。

ユーキャンもスクールも、フォロー体制等はしっかりしていましたが、自分の場合は、必要に迫られて受験する動機ではなかったので、あくまでもマイペースかつ安値で学べる独学に落ち着きました。


一年目のダラダラ勉強ぶりと、結果を見て、親からは口をすっぱくしてこう言われていました。


「お前のやり方で、独学で宅建に受かるわけがない。時間とお金の無駄。大平光代さんにしても、臼井由妃さんにしても、短期間で受かる人はみんな学校を利用してる。だからお前も学校に行きなさい」


理屈は分かるのですが、最低限の費用で自分のペースを貫きたかった私は、独学を選びました。

意地にでも受かって、認めさせたいという気概が強くなっていました。