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11月22日16時10分合格予想点部分加筆・修正
平成28年度賃貸不動産経営管理士試験から一夜明けて、既に日建学院やLECが模範解答をネットに公開しており自己採点をされた方が多いと思われます。
誰もが気になる合格点予想等をまとめてみました。 ====
●不適切問題や複数正解の可能性について
昨年度の試験終了後、某掲示板をはじめとしたネット上では、解答割れの議論がしばらく続いていましたが、今年は不適切問題や複数正解になる解答が出る可能性は少なそうですね(平成23年度宅建士試験のように、誰も指摘していなかった誤植問題が発覚して全員加点という例もありますので、最後まで蓋を開けてみないとわかりませんが)。
●一番気になる合格点は?
去年の合格発表までネット上では、「30点以上取れた」という方の声は断然少なくて、「難しかった」という打ちひしがれた感想が多かったのですが、今年は「難しい」という声はちらほら見られるものの、「昨年よりも問題が簡単だった」という意見も混じり、自己採点結果については対照的な傾向が見受けられました。
11月22日16時現在
拙ブログに開設している暫定自己採点投票結果を見ても、30点〜35点までが全体の46%を占めています。
多い順ですと、30点、28点、29点という数字からも、28〜30点までの方々が伸るか反るかで不安な胸中であることがうかがえました(ネットの声を集約した印象として)。
改めて過去の合格点の推移は下記の通りです。
回数(年度) 合格点 合格率 合格者数
第1回(H25) 28点 85.8% 3386名
第2回(H26) 21点 76.9% 3219名
第3回(H27) 25点 54.6% 2679名
30点を超えた年は一度もありません。
今年の試験で例年よりも高得点者が多かったのは、1「受験者が激増した」ことと、2「試験対策問題集」が登場したこと、3「昨年度不合格だった受験生が再受験されたこと」が影響していると思われます。
今年の受験者数は13,149人(受験率94.8%)で、昨年の4,908人と比べると約3倍もの数字が発表されました。
ソース:住宅新報WEB
念入りに準備をされた方と、初受験でそれほど学習せずに当日を迎えた方とで分かれたことが予想されます。
そもそも賃貸不動産経営管理士試験は、宅建士持ち、不動産業界に携わっている方の母集団が多いという特徴がありますが、「勉強法」暫定投票を見ても分かるように、今年から試験対策問題集が発売して事前対策を万全にされた方が増えたことから、今年は受験生の質が高まったという点がうかがえます。
「公式テキストと問題集を反復学習したことで30点以上を取れた」という方の声も際立っていました。
昨年までは公式テキストと講習以外試験に特化した勉強法はなかったので、試験対策問題集の登場はかなり大きく、来年以降も一発合格を目指すためには必須と言えるツールになることが分かりました。
昨年度受験されて、「あと数点」で悔しい思いをされた方も少なかったようで、本気で取り組まれて30点以上を出されたという方もいらっしゃったようです。
●で、結局合格点は何点なの?
結論から申し上げると最後の最後まで分かりません。
宅建士と同じように相対評価の試験なので、受験生の出来と合格率をどの程度に絞るかによって決められるからです。
昨年度同様の55%〜60%程度ならば、26・27点でも可能性はあるでしょうし、30%くらいにぐっと合格率を下げる意図があるならば、大幅に変わってくるでしょう。
あくまでも私の見解ですが、拙ブログの暫定投票結果と、ネット上の声を集めた上では、
・30点以上は合格安全圏 ◎
・28と29点の方が最もボーダーに近い点数 ◯
・27、26点は合格率が昨年度よりも上昇すれば合格の可能性があり得る △
という印象です。
何度も言いますが合格点は合格発表日になってみないと分かりません。
例年ネット上の声よりも実際は点数が低い方も多いものなので、蓋を開けてみたら予想外ということも有り得ます。
また、関係者を装うような書き込みも見受けられますが、合格点に関する事前リークは有り得ません。
合格発表日までは年明けというものもあってまだまだ先が長いですが、新年早々縁起が良い結末が待っているように心より願っています。
願!絶対合格!!
絶対合格応援鯛 タイゴウくん